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丸田 政彦の行政書士ブログ

2017年4月19日

深夜(午前零時から午前6時まで)において客に種類を提供する飲食店営業を営む場合には、営業所を管轄する警察署に届出が必要です(風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律第33条)。具体的には深夜に営業するバー・スナック・居酒屋などが挙げられます。

ただし、営業の常態が通常主食として認められる食事を提供して営むものについては、届出の必要はありません(例えば、レストラン、蕎麦屋、牛丼屋などが挙げられます。)

届出は、営業所の所在地を管轄する警察署長を経由して、営業を開始しようとする日の10日前までに都道府県公安委員会に提出することによって行います。

提出書類は、地域によって異なりますが、主なものは下記の通りです(個人の場合)。

・深夜における酒類提供飲食店営業開始届出書

氏名、住所、営業所の名称、所在地、営業所の構造及び設備の概要を記載します。構造及び設備の概要については、建物の構造、客室数、営業所及び客室の床面積、照明、音響、防音設備について記載します。照明、音響については設置位置等を記載する必要があるので、別紙で説明図(平面図)を添付する必要があります。

・営業の方法を記載した書類

営業時間、18歳未満の者の従業者としての使用の有無、18歳未満の者の客として立ち入らせるか、提供する飲食物について、酒類提供について(種類や提供の方法、未成年者飲酒防止方法)、遊興の内容などを記載します。

・営業所周辺の見取図

・営業所の平面図、求積図、立面図、照明図(音響含む)

・営業者の住民票(本籍地記載のもの)

・保健所等発行の飲食店許可通知書の写し

・用途地域証明書

福岡県公安委員会の管轄区域については、上記のほかに独自書式の「誓約書」と「深夜酒類提供飲食店従業員関係」(従業員数、セット料金の有無・料金、系列店の有無)が必要になります。

【深夜酒類提供飲食店営業届出の注意点】

深夜酒類提供飲食店営業においては、「接待」はできません。接待には談笑・お酌、踊り、歌唱、遊戯等が規定されています(警察庁通達「風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律等の解釈運用基準について」)が、詳細については、別の機会に記載します。

接待行為を行う業態の場合は風俗営業許可を取得する必要があり、深夜酒類提供飲食店営業届出とは同時に行うとこはできません。

【深夜酒類提供飲食店を営業するための要件】

・店舗の所在地が営業できる地域にあること

(用途地域が住居専用地域の場合など営業を禁止されている地域があるので、各区市町村で確認する必要があります。)

・客室の出入口に施錠設備を設けないこと

・客室の内部に見通しを妨げる設備がないこと

・客室の床面積が9.5㎡以上あること(1室の場合は除く)

・ダンスをする踊り場がないこと

・善良の風俗を害するおそれのある写真、広告物、装飾等の設備がないこと

・営業所の照度が20ルクス以下でないこと

・騒音・振動の数値が条例で定める数値以下であること

深夜酒類提供飲食店営業届出については、上記の要件に合致する必要があります。届出の際は警察署の担当者が書類の内容を確認します。建物の構造や客室の状況を正確に書類や図面に表示できないと届出が受理されません。営業者自身で申請する場合は平面図や求積図などの図面の作成が難しいと感じることが多いようです。

当事務所では、届出書類や図面など添付書類の作成業務を行っています。図面の作成については、測量機器(レーザー計測機器、照度計、など)や図面作成ソフト(CAD)を用いて行っています。当事務所は福岡市南区にありますが、福岡市内全域を中心に近隣地域については追加料金なしで実地調査を行います。深夜酒類提供飲食店営業届出についてのご相談や書類作成依頼についてはお気軽にお問い合わせください。

2017年4月19日

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